掃除文化

前ラボには大掃除という文化がなかったのですが……。

バイオラボには各ラボ、大掃除という文化があるらしいですね。

「大掃除初めてです!楽しみっす!」と言ったらドン引きされました。ちなみに「そんなんで実験できるの?」とも聞かれました。大丈夫です。解析ラボは基本的にパソコンしかいじるものがないんで。(ま、私は例外的に物作りもしていたからオイルやらなんやらに塗れるシーンもあったぜ)

なお、前ラボの汚いエピソードには枚挙にいとまがありませんが、とりあえず床がなんか年季の入った汚れでネチョネチョしてて、その上に学生が寝袋敷いて寝たり(ベッドにはベッドバグがいたので噛みつかれるよりはマシだった。ただし個人的には床にも相当なんかいそうではあったのでベッドバグシーツを購入し、それをベッドに敷いて寝ていた)夏にはまあまあなサイズのゴキブリがキーボードの上を徘徊したり(キーボードのアルコール除菌は欠かせなかった)しており、まあバイオの方は失神するでしょうね、という感じでした。ちなみに床の黒っぽいネチョネチョとその忙しさから別名「ブラックねるねるねるね」とも呼ばれていました。汚名です。まあ実際汚いので汚名、ではないかも。

もはや冷蔵庫には食べられるものの方が少なかったですね。開封済み賞味期限3年切れは流石に回避。2年は毒見後OKならGO、1年はGOでした。(賞味期限切れ前提のお話)修羅かな?

ちなみにワックスがけは来ないのかと聞かれましたが、少なくとも私がいた3年間は、きませんでした。希望制だったのかな。まあ仮に来たとして研究をワックスのために止められたかというと正直微妙。下手したら机の上に座ってキーボード叩いてるカオスなやつとか出てきそうな雰囲気でした。

なので最初に今のラボに来た時に一番感動したのが、床を踏んでねちゃあって言わなかったことです。あと指で実験台を撫でても埃がつかなかったことです。で、掃除文化ですよ。「免疫抑制奴、やっと安全地帯に来たな」と思いました。そしてこの掃除、もしかしたらドライとウエットの一番の文化の違いなんじゃないかって思うんですよね。

だって何遍も言うけど正直ドライは掃除せんでもまあなんとかなるんです。

ただウエットは掃除しないと普通にサンプルになんか入ってダメになったりします。なのでもはや必須文化です。いい文化だなあと思いますね。みんなも重要性わかってるから血眼になって掃除するし。安心です。後、綺麗なラボにいると心もととのうので心なしか実験がうまく行く気がします。